こんにちは。鈴木貴之です。
今回のブログはちょっと長いです。
でも、件名にあるように、この春の生徒集客の数を例年の2倍にした方法をお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。
基本、生徒を集客しやすいタイミングというのは決まっています。
誰を相手にしているかによって差はありますが、その年の始まりの時期(1月)、春の新生活の時期(4月)、夏休み後のタイミング(9,10月)。
これ以外でもお問合せはあるでしょうが、基本はこれらの時期が最も動きがあると言えるでしょう。
2024年も5月に入りましたが、あなたの教室の集客はうまくいっていますでしょうか?
私の教室の場合、今年2024年の春の時期に体験レッスンが23名、そのうち14名がすでに入会、3名は5月入会、2名は「No」の返事、残りは検討中という状態です。
体験に来たすべての人から「Yes」をもらおうとしないというのが私の方針ですので、23名体験のうち17名が入会(予定)であれば、まずますの成果と言えます。
この数は人口5万人ちょっとの地方都市のさらに地方にある個人の英会話教室の体験数、入会者数であると見たら、良い方かと思います。
例年は、この時期といえど8~9名程度の入会者数だったので、今年は17名入会となり、2倍の結果を出せました。
このブログでは、ではどうやってこの2倍という結果を達成したのかというお話をしたいと思います。
音声バージョンはこちら↓↓
多くの先生がしていること:今すぐ客だけを集める
今回、私が強く意識したのは、過去1年を通して、集客に2つの観点を持つようにしたということ。
具体的には、今までは「今すぐ客」だけを集めていたけど、「そのうち客」も集めるようにしたのです。
そして「そのうち客」を集めたら、しっかりとキャンペーンをやること。
すごく単純に言えば、この2つを同時に走らせる仕組みを作ったということ。
「今すぐ客」だけを集めていたら、この時期の集客は例年8~9名でした。
でも、「そのうち客」も集めたら、17名入会(予定)になったのです。
自分自身の今までの集客もそうですし、今まで指導してきたクライアントさんたちも、そしてコンサルティング時に行ったクライアントさんの教室周辺の競合調査からも言えますが、ほぼすべてのスクール経営者は「今すぐ客」だけを集めています。
集め方について分析していくと、構造上「今すぐ客」しか集められないようになっています。
だいたい、こんな感じになっています。
アクセス集める → HPやブログで体験レッスン申込 → 体験 → 入会
アクセスを集めるのにブログ書いたり、インスタやったり、動画をしたりなど違いがあります。
中にはHPやブログなしの人もいるでしょう。
でも、よくよく見ていくと分かることがあります。
ほとんどのスクールの集客導線を分析すると、「今すぐ体験に行きたい」という人しか反応できないようになっているのです。それが構造上「今すぐ客」しか集められないようになっているという意味です。
それ以外の反応する理由がないので、反応できないという状態になっています。
ここで、一度振り返ってみてほしいことがあります。
先生の集客導線を分析してみてください。
ここでお話した内容と同じになっていませんか?
「今すぐ客」を集めるのは理にかなっているけど・・・
「今すぐ客」を集めるのは理にかなっています。
なぜなら今すぐ行動したいということは、生徒になってもらいやすいということ。
だから、私がコンサルティングをする時は、まず「今すぐ客」に確実に気づいてもらい、興味を持ってもらい、「この人から学びたい」と思ってもらい、行動してもらうこと、これを最適化・最大化します。
だからこそ今までのクライアントさんたちは結果が出ている、と言えるでしょう。
(ちなみに、多くのスクールではここですらしっかりできていないのです。大手だったとしても。だからこそそこをしっかりするだけで他を圧倒する結果を残せるのです)
こういうと、「それだけでいいんじゃないですか?」と思うかもしれません。
「今すぐ客」だけを集めていれば、面倒くさくないし、すぐ生徒さんになってくれるから、と。
実は私もそう思っていました。
実際、それしかしてこなかったのです。12年の間は。半年前までは。
でも、それだと「本来集客できる数の半分しか生徒さんに来てもらえていなかった」ことが分かりました。
半年前、2023年の10月、その年の秋の集客がうまくいっていなかったことから、今までは全くやっていなかった「入会キャンペーン」をLINE公式アカウントに登録していて、かつ生徒になっていない人に対して行いました。
その結果、8名から反応があり、全員入会につながりました。
その中には「以前連絡してくれたけど、その時は入会しなかった人」も含まれていました。
その時初めて、教室でも「そのうち客」を集めて、キャンペーンで行動させることが通用すると分かったのです。
私は、自分の教室を「本当に英語が話せるようになる教室」として捉えています。
そして、そういう教室は私の地域では唯一無二だと。
他の教室から移ってくる生徒さんは、98%くらいが何年通っていても大した結果を出せていないことがあります。アルファベットもちゃんと書けないということも多いです。今までで、他の教室から移ってきて「この子はすごい!」と思ったのは1人だけ。
だから、本当に英語が話せるようになりたい、子どもになってほしいと思っている親御さんにとっては、うちの教室に来てもらうのが一番だと考えています(ちなみに、受験目的なら他に行ってもらうのが良いとも思っています)。
だから、本来集客できる人数を集客できていなかったのはショックだったのです。
(キャンペーンを打たなければおそらく8人はその時動かなかったと思うので・・・)
もし、あなたも自分のスクールに通ってもらうことが本当に生徒の為になると思っているのであれば、集客することをためらわないでほしいと思います。
話を戻すと、今回あなたに伝えたいのは、「今すぐ客」だけじゃなくて「そのうち客」も集めることで、「本来集客できる、今までは見逃していた幻の生徒さん」をいかにして生徒にしていけるのかということ。
「今すぐ客」しか行動できないことで起こってしまっていること
先ほども言いましたが、生徒集客はタイミングが決まっています。
1月
4月
9~10月
です。
それだけです。
その時期に、今すぐやりたい・やらせたいという人をしっかり捕まえるのは大事です。
それを逃すと次のタイミングは数ヶ月後となるのですから。
ただ、タイミングと言えば、他のタイミングもあります。
英語であれば、その人が考えている「〇歳からやらせよう」というタイミング。
ないしは、テレビや雑誌、または保護者同士の話し合いで「〇〇習わせている」などの話。
そういうタイミングで、気になった人で特に地域の教室にこだわりがない場合は検索するなどして調べます。
でも、全ての人がそのタイミングで行動する(体験に申込む)わけではありません。
調べた結果、「まだタイミングじゃないな」と思う人も多いのです。
むしろ、「ちょっと仕事が忙しい」とか、「今はこういうことがあるし・・・」と先延ばしする人も多いのが現実です。
こういう時、体験に申込むという選択肢しか提示していなければどうなるか?
「この教室良いな」「どうせやるなら、この先生から学びたいな」と思っても、行動しようがないので何もせずに終わります。
ないしは、「ちょっと忙しいから、また後にしよう」となって、結局その「後」が全然来なかったり・・・
そういう時に、「今すぐ体験は申し込まないけど、反応できるもの」を用意しておくと反応してくれるようになります。
私の場合、運営している英会話教室のサイト内のある場所に「Line公式アカウントへの登録ボタン」を配置しています。
そして、「もし少しでも当教室に興味を持ってくれた場合、でも今がタイミングじゃないという場合は、今後子どもの英語教育に関する情報や、お得なキャンペーンなどがある時に優先的にご案内しますので、とりあえず登録しておいてください」と文章を添えています。
すると、サイトを見た人はそれを見て、「ならとりあえず登録しておくか」と登録してくれます。
一応「無料登録プレゼント」もありますが、登録だけの人もいます。
そうすることで、頑張って書いているブログ、毎日のインスタ投稿、動画のアップが活きてくるのです。
そういうものを見ても、良いと思ってもらえても、行動してもらえなければ意味がありません。
「体験に申込んでください」だと、一部の人にとってはハードルが高すぎるのです。
まだその時じゃないと思われたら、絶対にその行動はしません。
でも、「LINE公式アカウントに登録する」はカンタンです。
行動してもらうことで「こちらから連絡ができるようになる」ことが大事。
それができるようになるから、こちらから連絡をしてフォローアップが可能になります。
こちらからフォローアップをする3つのメリット
1.タイミングになったら思い出してもらえる
2.関係性を作ることができる
あるタイミングで知ってもらっても、その時にすぐ行動してもらえなかったら、その人が「いよいよ行動しよう」と思ったタイミングでまた始めからやり直しになります。
つまり、再度、ネット上で比較検討されないといけないということです。
(その方がもう一度「教室を探す」ところから始める)
でもこちらから連絡ができるようにして、実際していくことでだんだんと関係性ができていきます。
すると、比較されないで選ばれる、ということが起きてきます。
そうしたら行動するタイミングで連絡してくれるようになります。
(つまり体験レッスンに申込む)
関係性がなければ最初からやり直し。
またあなたは他の地域の競合と同じ立場に立たないといけないのです。
日々の情報発信を最大限活かしていくには、フォローアップができるようにすることが重要なのです。
3.教育が可能になる
先ほど、「人は先延ばしをする・したがる」ということをお話しましたが、こちらから連絡することができれば、タイミングの教育が可能になります。
例えば、「子どもの英語学習はいつから始めるべきか」などの話をするのです。
すると、小学生高学年からでいいと思っていた人が、低学年から習わせようと思うことになる。
5年生からでいいと思っていた人が2年生から習わせようかとなる。
そうなると、何もしなかった時に比べると3年分多く通ってくれるようになります。
月謝が1万円だったら、3年で36万円の差。
これ、大きいです。
そういう生徒さんが複数いたらさらに・・・
また、その3年の英語学習が生徒に与える影響も大きい。正直、5年生からやって苦労せずに英語が得意になるのはほんの一部の子だけ。そう考えると早く始めてもらった方が子どもの為にもなるのです。
こういう情報発信をしないとどうなるか。
人は先延ばしをする生き物なので、プロから見た時に遅すぎるタイミングで行動してきます。
これ、双方にとってマイナスです。
ちなみに、嘘はダメですよ。
本当の意味において、伝えないといけないタイミングを伝えましょうということです。
例えば、「英語教育は0歳から始めるべき」とか。
こういうのは正直ビジネス側の都合としか私には見えません。
生徒集客の数を2倍にする方法まとめ
今まで色々とお話してきましたが、重要なのは「今すぐ客」だけじゃなくて、「そのうち客」も反応できるような集客の仕組みを構築しようということです。
そして、関係性を構築しつつ、人が動きたいと思うタイミングでキャンペーンを打つ。
そうすると、今までの「今すぐ客」にプラスして「そのうち客」も集客しやすい月のタイミングで連絡してくれるようになります。
すると、生徒集客の数が2倍になるのです。
今まで逃していた「そのうち客」も体験レッスンに来てくれるようになるからです。
今回の記事を読むだけで、私が言いたいことを100%理解して、自分のスクールに落とし込める方もいるかと思います。
そういう方はぜひ行動に移してみてください。
きっと、結果を見てびっくりすると思います。
でももし、もう少し詳しく知りたい、やり方をステップバイステップで1つずつ学びたい、そして最短でしなくてもよい苦労をすることなく結果を出していきたい、というばあいは下記の動画講座で学んでみてください。
私の12年の英会話教室運営と、8年間の教室の先生たちへのコンサルティングで結果を出してきたノウハウを、必要な部分だけ抜き出して伝えています。
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