こんにちは! 鈴木貴之(@shiogamabtc)です。
教室集客・生徒集客について調べていくと、いろいろな人がいろいろなことを言っています。
「教室 集客」というキーワードで試しに検索してみてください。
たくさんの検索結果が表示されることと思います。
内容をじっくり見ていくと分かるのですが、そのほとんどは「その人が売っているモノ・サービスのポジショントークであることが多いということが分かるでしょう。
例えば、ホームページを作成するのが仕事であれば、「ホームページを作らなければ生徒集客はできません! ブログなんて書いていても意味がありません」という人がいます。
チラシでの集客の仕方を教える人は、「チラシこそが生徒集客に最も効果的です!」と言っています。
また、たくさんの教室を掲載して広告料で儲けているポータルサイト系のHPでは、「うちに掲載すると生徒さんを呼べますよ!」と言っています。
これらはどれもそれなりの説得力はあり、それなりに当たっています。
でも、ここで気づいてほしいことがあります。
それは多くの場合、教室集客・生徒集客を広告媒体としてとらえていて、その仕組みづくりという観点ではとらえていないということです。
仕組みなしにいくら頑張ってもいつまでたってもあなたが安心して毎月の集客を任せられる「生徒集客の流れ」は作れません。
仕組みができれば、あとはそれをメンテナンスするだけで毎月集客できるようになっていくのです。
そしてそれが進めば、蛇口をひねると水が出るように生徒を集客できるようになります。
水道は仕組みです。誰かがその仕組みを作ったからこそ、日本では蛇口をひねると水が出てくるのです。
あなたは、そういう水道のような仕組みを教室集客の為に持ちたくありませんか?
この記事では、「水道をひねれば水が出るように生徒さんを集客できるようになる為」に必要な3つのステップについてお話をしています。
もし今、あなたが教室集客に関して「何をしていいのか分からない」「どうしていけば生徒が集客できるようになるのか悩んでいる」という場合は、この記事を読むことで解決できるようになります。
なぜなら、この3つの「仕組み」を意識してこれからの集客を考えればいいからです。
個々の広告媒体という単発的なモノ・スキルよりも重要なのは、流れをつくること
川の流れをイメージしてください。
始めは山の上流の方から小さな流れが生まれます。
そしていくつものそういう細い流れが集まることで、だんだんと川は太くなります。
海のそばまで来ると大きな流れとなり、海に流れていきます。
川は山の頂上に近ければ近いほど細いですが、いくつもの川が合流し大きくなっていきます。
集客も川と同じなのです。
頂上近くの川は言わばそれぞれの広告媒体のこと。それらを複合的に使っていくことで入口が増え、その結果川は太くなっていくのです。
あなたが未来に出会う理想の生徒さんがこの川の流れに乗って、最終的にはあなたのもとにたどり着いてもらう。この流れを作っていくものとして必要なツールが各広告媒体であり、それらを真に使いこなすには「流れ」を作るのが一番なのです。
では、その生徒集客の流れとはどういうものなのか?
「生徒集客流れ」には、3つのステップがあります。
1.理想のお客様に教室の存在を知ってもらう。
↓ ↓ ↓
2.理想のお客様に(体験レッスンの前に)自分のことを深く理解してもらう。
↓ ↓ ↓
3.体験レッスン時に「ここは私の(子供の)為の教室だ」と実感してもらう。
こうして書いてみるととても単純なステップですが、重要なのはこの3ステップがあなたの教室集客の流れとしてあるかどうかです。
ご自身がされている集客活動を紙に書き出してみてください。そして、それらがきちんと「流れ」として機能しているか見てください。
集客ができていないという場合は、ほとんどがこの「流れ」ができてないのです。どこかでつまってしまっているのです。
教室集客の為の3ステップの詳細
1.理想のお客様に教室の存在を知ってもらう。
教室集客に困っている時に一番最初に見るべきところがここ、存在が知られているかどうかです。
ここで集客においてとても大事なことをお伝えします。
人は、知らない商品は買うことができません。
そう。当たり前。でもその当たり前で引っかかっていることが多いのです。
例えば、あなたが英会話教室を運営しているとします。
「地域の人のうち何%があなたの教室のことを知っていますか?」
もっと言えば、
「地域であなたがターゲットにしている層のうち、その何%があなたの教室のことを知っていますか?」
これを調べるために、無作為にターゲット層の人にアンケートを取ってみましょう。
「あなたが住んでいる地域で思い浮かぶ英会話教室と言えば?」
100人に聞いてみて、2割でもあなたの教室の名前を答えてくれたら大したものです。
でも、実際は5%(100人中5人しか知らない!)もなかったり、そもそも知っている人が人口に対して自分の周りの人しかいなかったり・・・。
ここで、もう少し簡単に調査する方法もお伝えします。
検索エンジンで「地域名 英会話」とググります。
検索結果を一番下までスクロールしてください。こういうところが見えるはずです。
「関連する検索キーワード」にあなたの教室の名前が入っているとしたら、あなたの教室はたくさんの人に検索されているということです。
つまり、あなたの教室名がその地域で良く知られているということです。
ちなみに、私の英会話教室の名前は「塩釜BTC英会話教室」。関連キーワードに入っていますね。ちなみに3つ入っている「カール英会話教室」さんは地元で20年以上も教室を運営している老舗中の老舗です。やっぱり検索されるのが多いようです。
あなたの教室名を検索する人が少ない、もしくはいなければ、Googleは「関連するキーワードとして提案することはありません。
あなたがどんなに素晴らしい教える力を持っていたとしても、生徒さんの人生が変わるようなティーチング力を持っていたとしても、人は知らない教室には通えないのです。
だから、まず一番大事なのは、あなたが知られているかどうか? ということです。
2.理想のお客様に(体験レッスンの前に)自分のことを深く理解してもらう。
さて、次に大事なのは、知ってもらった後の話です。
知ってもらった後で大事なのは、たくさんある同じモノを教えている教室の中から選ばれるということです。
他にも色々(見込生徒さんから見て)似たような教室がある中で、あなたを選ぶ理由が明確であるかどうか?
これが大事なんですね。
これを図る目安となるのは、体験レッスン後の入会率。
あなたの教室では体験レッスン後の入会率はどれくらいでしょうか?
もし5割以下だという場合は、あなたは損をしています。
なぜなら、少なくとも8割はあるべきだからです。
ちなみに、私の英会話スクールの場合は90%ほどです。
体験レッスン後の入会率が5割だということがどうして起こるかというと、あなたの教室について知らない人が体験レッスンに来ているから起こります。
体験レッスンというのは、「もうここにほぼ決めているけど、最後に確認したい」という人が来るべきなのです。
「良く分からないけど、とりあえず体験に行ってみるか」なんて人が来るから入会率が5割以下になってしまうのです。
大事なことは、あなたのホームページやブログ、チラシがきちんとあなたの良さを使えているかどうか分かること。もし内容が値段だけとか、他のスクールのホームページやチラシと比べた時に客観的に差が分からにという場合、判断基準は見込生徒さんの側にあります。
彼らの視点から考えてみると、あなたの教室のことが良く分からない。そういう場合は「体験レッスンにとりあえず行ってみよう」となり、「行ってみたけど、合わなかった・・・」となってしまうのです。
では、どうすればいいのかというと、①判断基準となるものさしをあげて、②体験レッスン前にあなたのことを良く知ってもらうようにしましょう。
ものさしとは何かというと、多くの場合、見込生徒さんはどういう教室が良くてどういう教室が良くないか、どういう教室が自分の目的に合っていて、どういう教室が合っていないのかを判断できません。
例えば、英会話教室は無数にありますが、どこが良い教室かなんて分からないのです。
だから、そういう判断ができる判断基準をあげると良いのです。
私はそれができるように電子書籍を作りました(amazonで販売もしています)。
英会話教室に興味のある人に印刷してこれを配ると良いのです。もちろん、印刷して配るとお金がかかるので、まずはチラシなどで電子書籍に興味がある人に手を挙げてもらいます。
手を挙げた人は子供を英会話教室に通わせることに興味がある人ですので、その人に「そのものさしに合った教室はうちですよ」と伝えればよいのです。そうするとあなたの教室に興味が生まれますので、ホームページやブログを熟読してくれるようになるでしょう。
ホームページやブログが良くできていたら、お客様の気持ちが高まります。すると、「あなたの教室を良く知った」うえで体験レッスンに来てもらえるようになるのです。
あなたのことを良く知っていても、「他の大して変わらない」と思われていたら、あまり意味はありません。
その為、他のスクールとの差別化ができているかどうかがとても重要です。
他と同じじゃダメです。
そして、ここまで読んできてカンの良い方は気づいたでしょう。これが、先ほどお話していた「流れ」なんだと。
そういう「流れ」を作れるかどうかが教室集客で結果が出るかどうかを分けるのです。
3.体験レッスン時に「ここは私の為の教室だ」と実感してもらう。
今までお話してきたステップ1とステップ2がしっかりしていれば、このステップはあまり心配しなくて良いでしょう。
私のクライアントさんたちからお話を聞くと、このように言われる方が多いです。
今までは体験レッスンできちんと説明をしなければいけなかったのに、鈴木先生のやり方を導入してからは説明しなくても分かっている人が来てくれています。ほとんど入会を決めてきてくれる人が多くなりました!
ステップ1と2ができていなければ入会してもらう為に力を入れて説明してしまう先生もいるでしょう。そうなると、売込みのように見込生徒さんが感じることも多いのです。
しかし、それらがちゃんとできていれば売込み入りません。むしろ、「合わないと思ったらどうぞ他の教室を探してください」という態度の方が良いのです。
この段階で重要なのは、広告媒体では伝わりにくい先生の「情熱」「自信」そういったものが伝わるかどうか。
それが伝われば十分です。
もちろん、入会率を高めるためにきちんと説明しても良いでしょう。その場合は毎回適当な質問をするのではなくて、台本を作り、毎回それに沿って行いましょう。
台本を作るのは大変かもしれません。でも一度作ればそれに沿って話をすればいいだけですし、何より入会率が悪いと思ったらそれをもとにいろいろとテストをすることができます。
台本がなければ、毎回違うことを違う順序で言っていたら何が良くて何が悪いか分かりません。だから、台本は必要なのです。
ちなみに、体験レッスンの時、私の英会話教室では、下記のようなことをあえて伝えています。
「英語を覚えるには約3000時間必要だと言われています。一週間に一回教室に来ていただくだけだと、そのペースでは50年以上掛ります。だから、家庭での学習が重要です。残念ですが、教室に週一回だけ来ても結果は出ません」
「英語はスポーツと一緒で、ある時に伸び悩む時期があります」
「楽しいだけの英会話スクールをお探しでしたら、他をお探しください。歌ったり踊ったりするのは確かに楽しいですが、ある程度以上は結果が出ません」
「当教室では結果を出すことを何より大事にしています。その為、ある時に壁にぶつかるかもしれません」
正直、「そこまで言わなくていいんじゃない?」という内容だと思います。でも、それでいいんです。
「教室に週一回だけ通わせれば話せるようになる」なんて誰も思っていません。「楽しく学ぶだけで英語が話せるようになる」なんて誰も思っていません。「こういうのを望んでいるのでしたら、うちは合いません」なんて言われるとは思っていません。
でも事実であれば、それは伝えるべきなのです。
その結果選んでもらえたら、それは本当に選んでくれたということなのですから。
なぜあえてこのようなことを言うかと言うと、入会後のミスマッチングをできるだけ防ぐ目的でそのようにしています。それは、見込生徒さんにとっても私にとっても不幸だからです。
自分の教室について深く理解してくれて、その上であなたから学びたい、あなたから学ばせたい。そういう生徒さん(とその保護者)ばかりだとしたら、教室運営がとても楽しくなると思いませんか?
この塩釜プライベートティーチャーズ協会を通して、その体験をして頂ければ幸いです。
教室集客・生徒集客についてまずすることができる最初の一歩として、当協会では下記の無料教材をお勧めしております。
行動しなければ何も始まりません。でも、何をしていいか分からないという場合は、まずは上記の教材を学ぶことから始めてみてください。何事も最初の一歩から始まります。
教材の中であなたとお会いできることを楽しみにしております。
個人の先生の為の集客支援団体「塩釜プライベートティーチャーズ協会」
営業時間:9時から21時(火曜日定休)
〒985-0026 宮城県塩釜市旭町17-7-206
090-6686-4443
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