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記憶に残る体験レッスンの説明術

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こんにちは。鈴木貴之です。

先生は、体験レッスンの説明ってどうやってやればいいのか、悩んだことってありませんか?

または「効果的な体験レッスンの説明」ってどんなのだろうと思ったことはありませんか?

 

体験レッスンって教室の雰囲気や講師の教え方、レッスン内容を知ってもらうためにとても重要な機会ですよね。

でも、ただ説明するだけではなかなか記憶に残らないものです。

そこで、今日は記憶に残る体験レッスンの説明術をお伝えしたいと思います。

 

なぜ覚えていられないのか?

体験レッスンで一生懸命説明しても、見込生徒さんがあなたが伝えたいことを覚えていないということはよくあります。

「こんなに説明したのに・・・入会してくれなかった」

と悩む先生が多いことからも分かります。

その先生の説明が悪いのかというと、そんなこともないのです。

じっくりお話を聞くと良い内容。
でも入会につながらない。
そうなると、自信がなくなっていってしまう。

これはよくあることです。

では、聞き手が覚えていられないのはなぜなのでしょうか?

 

その理由は、説明に「明確なアイデア」がないからなんです。

 

体験レッスンの説明で良くやってしまいがちなのは

教室の特徴や魅力
レッスン内容などを

いろいろと説明したくなって、とにかくすべてを伝えてしまうということ。

 

でも、その説明がバラバラだと、聞き手は結局あなたが何が言いたいのかが分からなくなってしまいます。

 

そのため、体験レッスンの説明では

「この​教室で生徒さんに実現してもらいたい核となるものは何か?」

という明確なアイデアを決めることが大切です。

 

「ビッグアイデア」を明確にする

「ビッグアイデア」とは、体験レッスンの説明全体を貫く主軸となるアイデアです。

「ビッグアイデア」を明確にするには次の手順で考えてみましょう。

 

教室・学習塾の目的を決める
(誰がどうなるのか?)

目的を達成するために必要な要素を書き出す
要素を組み合わせて、1つのアイデアにまとめる

 

例えば、​私の英会話教室のビッグアイデアは、「子どもたちが本当に英語を話せるようになる教室」です。

そのための考え方は「英語は話せば話すほど話せるようになる」「レッスン内でたくさん話すようにする」「その為に幼児~小学生は英語力を伸ばし、中高生のクラスでたくさん話す」などが挙げられます。

 

「ビッグアイデア」を活用する

「ビッグアイデア」を決めたら、それを体験レッスンの説明全体に活用しましょう。

 

例えば、
「ビッグアイデア」を最初に伝えたり、説明の冒頭や最後に繰り返し伝えたりすることで、聞き手に「​この教室に通わせると子供はどうなるのか?」
を明確に伝えることができます。

また、「ビッグアイデア」を説明の各ポイントに関連付けることで説明がより一貫性のあるものになります。

 

私が自分の教室の説明をする時、一貫して伝えているのが「すべてが『英語を話せるようになる』という未来に向けて一本の線でつながっている」ということ。

フォニックスも
テキストも
英検受験も
その他すべて教室内でやることは

その目的の為にある、と伝えています。

だから、「子どもに本当に英語を話せるようになってほしい保護者」に明確にうちに通う価値を伝えています。

 

「衝突」を入れる

もう一つ需要なポイントは、「ビッグアイデア」をより効果的に伝えるには「衝突」を入れるとよいでしょう。

 

「衝突」とは聞き手が抱えている問題や悩みです。

「ビッグアイデア」はその「衝突」を解決するためのものです。

例えば、私の英会話教室の場合は、保護者が「英会話教室に通わせてもどうせ話せるようにならないでしょ?」と思っています。

しかしながら、「でももしかしたら・・・」とも思っています。

その心の中の葛藤、「衝突」を解決する教室として見せるのです。

「ビッグアイデア」と「衝突」を組み合わせることで、聞き手の興味や関心を喚起し記憶に残りやすくなります。

 

まとめ

記憶に残る体験レッスンの説明をするためには、まず「この​教室で生徒さんに実現してもらいたい核となるものは何か?」という明確なアイデアを決めることが大切です。

そのアイデアを、体験レッスンの説明全体に活用しましょう。

また、聞き手が抱えている問題や悩みである「衝突」を説明の中に入れることで、より効果的に伝えることができます。

ぜひ、これらのポイントを参考に、記憶に残る体験レッスンの説明を実践してみてください。

 

 

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