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体験レッスン料は有料にすべきか、無料にすべきか?という質問への答え

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こんにちは! 鈴木貴之(@shiogamabtc)です。

「体験レッスン料は有料にすべきか、無料にすべきか?」

時々悩まれている先生から質問されることがあります。

私の回答は、「得たい結果による」というもの。

thinky
thinky
え? もっとはっきりしてくれない?

なぜそう言うかというと、目的が異なれば手段が異なるのは当たり前だからです。

ただ、集客という観点から言うと、有料と無料の違いはこちら。

有料:申込数は少なるなるけど、申込者の質が良くなる

無料:申込数は多くなるけど、申込者の質が低くなる

この前提を元に、今の教室の状況からどちらを選ぶかという選択をするのが大事なのです。

例えば、教室をオープンしたばかりの時。実績が何もないような状況であれば、「無料」にした方が良いでしょう。

なぜなら、とにかくたくさんの方に知ってもらって、生徒さんになってもらって、教えるスキルを高めるのが先決だからです。

正直言って実績のない人が始めたばかりの教室なんて、普通は行きたいと思いません。それは見込生徒さんにとってのリスク。だから、「無料」というのはそのリスクを先生側が背負うことを意味します。

「自分がリスクを負っても良いから、たくさんの人に知ってもらいたい」

そういう風に最初はスタートすべきだと私は考えます。

逆に「有料」にするべきなのは、スクール・教室をオープンしてからある程度たち、生徒さんに結果が出てきている=実績があるという時。そして生徒数も増え、あまり集客を気にしなくなったという時期。

こういう時期まで来たら、教室を再構築する時期です。このタイミングで「有料」にするのは意味があることです。

thinky
thinky
なるほどね~。タイミングによって最適な一手が異なるということか

ただ、同時に考えないといけないのは、「有料」にしたからといって集客力が下がることを受け入れるだけではだめだということです。

それはある意味仕方がないところもあるのですが、同時に最大限数を減らさない努力が必要です。

そこで、この記事の続きでは「体験レッスン料を有料にしたとしても、申し込みの数を減らさないようにする方法」をお伝えしていきましょう。この内容を実践すれば、有料無料で悩むことはなくなります。

 

体験レッスン料と「販売記事」の関係性

実は、見込み客にとって体験レッスン料が気になる場合がありますし、気にならない場合もあります。

それは何で決まるかというと、ホームページ、ブログ、その他の情報からその教室に「どれくらい入りたいと思うか?」で決まります。

見込生徒さんはあなたのことを知りません。そういう状態で、体験レッスン前にあなたのことを知ることができる情報はネット上の情報、そしてチラシや広告の情報です。

そういう情報を見た時に、どれくらい「この教室に入りたい(入らせたい)!」と思うかどうかが大事です。

そういう気持ちが強ければ強いほど、体験レッスン料は気にならなくなります。無料でも有料でも問題ない、となるのです。

体験レッスン料が有料の場合、その値段が気になるというのは、要は「この教室に入りたい(入らせたい)!」と強く思っていないということです。

体験レッスン料を無料にしていて、体験レッスンからの入会率が低いという場合、体験レッスンへの参加動機が「良いかどうか分からないから、とりあえず無料だし行ってみよう」となっているからです。

そうではなく、体験レッスン参加の動機が「この教室の良さは分かった。でも、最後の確認の為に実際に講師の人に会い、教室を雰囲気を知りに行こう」というものであれば、体験レッスンからの入会率はそれが無料で提供されていたとしても高くなります。

また、このようになっていれば、体験レッスン料が有料だとしても、それが体験レッスンに参加しない理由になりません。つまり、有料だろうと無料だろうと申込をする数はあまり変わらないということです。

ここで重要な質問は、「どうやって「この教室に入りたい(入らせたい)!」と思ってもらえるか?」というもの。

多くの場合、教室の先生のホームページやブログはそのように強く見込生徒に思わせるものになっていません。

他の教室との差別化もありませんし、他の先生ではなくその先生に教わるべき理由もありません。そういう記事の書き方もしていません。

書いてある内容は、講師の先生が書きたいこと、伝えたいことばかり。

見込生徒さんに「この教室に入りたい(入らせたい)!」と思ってもらえる記事ではないのです。

教室のホームページ・ブログで最も重要なのは「販売記事」。でも多くの教室のサイトはこの記事がありません。

thinky
thinky
ないの?

基本、教室サイトがしっかりしていれば有料にするか無料にするかで悩みません。

どちらでも申し込みの数はあまり変わりませんし、質も変わらないからです。

 

体験レッスン料は総合的な「期待」で高くも安くもなる

自社サイトの他に「この教室に入りたい(入らせたい)!」と思ってもらう為に大事なものは2つあります。

ひとつはGoogleマイビジネス。

「地域名 教室のジャンル」で検索した時に、SERP(検索結果のページ)の下に表示される地図とその下の3つの教室。ここがGoogleマイビジネス対策を行うことによって表示される場所です。

Googleマイビジネスで表示されるところ

ここで他の教室に比べてレビューの星の数が多く、その内容が良ければそれは差別化になります。

誰もレビューしていない教室よりも、誰かが良い実体験を話している教室の方が良い印象を受けるのは当然ではないでしょうか?

特に地方であればあるほどここに力を入れている教室は皆無です。だから、少し頑張るだけで差別化になりえる場所なのです。

実際、大都市圏にある教室でもGoogleマイビジネスが原因で集客できている事例がありますので、まだまだチャンスは多くの場所にあるということです。

「地名 教室のジャンル」で検索して地域の競合へのレビューが少ないのに上位表示されているという場合。チャンスです! すぐにGoogleマイビジネス対策をしましょう。

Googleマイビジネス対策についてはこちらの電子書籍がおススメです。

もうひとつの大事なものとは、「集客の流れ」を考えるということ。

潜在的見込み客があなたのことを知り、興味を持ち、より深く知っていく中で徐々に期待が高まっていくように集客導線が作られている場合。

この場合も体験レッスン料が無料でも有料でもあまり関係がなくなるでしょう。

生徒集客を点としてではなく線として理解した時、違う言い方をすると行き当たりばったりでなくなった時。あなたの教室集客力は高まり、結果体験レッスン料の設定はそれほど重要ではなくなります。どちらでも同じ位集客できるようになるでしょう。

この記事でお伝えしたかった最も重要なこと。それは、

「体験レッスン料を有料にするか無料にするか」で悩むのではなく、どうやったら根本的な生徒集客力を身につけられるかを考えよう」

ということでした。

教室集客の基礎の基礎が書いてある記事はこちら。

 

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