こんにちは! 鈴木貴之(@takahanalee)です。
個人の教室の先生がネット集客をしていこうという時に、ただがむしゃらに記事を更新したり、ページ数を増やしてもほとんど効果が出ません。
効果が出るのは、図らずも知らず知らずのうちにこれからお話する3つのポイントを無意識で抑えている先生だけ。
しかし、ほとんどの場合この3つのポイントを押さえた上でネット集客ができる人はいません。
そんなことはありません。記事を読むことで、「なんだ~」と思うかもしれません。
しかし重要なのは、言われてみれば当たり前だけど、できていないことを改善していくこと。
これができればネットからの集客が今できていなくても、だんだんとできるようになっていくのです。
それでは、さっそく3つのポイントについてお話をしたいと思います。
ネット集客で最も大事なこと① 市場を限定しない
例えば、多くの場合先生は「見込生徒さんは自分が教えているものを習いたいのだな」と思っています。
これは正解でもあり間違ってもいます。
なぜなら、例えばダンスの教室を運営している先生が「自分のところに来る生徒さんはダンスを学びたいのだ」としか思っていなければ、「自分のダンス教室がいかにすごいか」しか話をしなくなります。
しかし、それだと市場は途端に狭くなります。
下記の図を見てください。

「ダンスを習わせたいからダンス教室を探している」人のみを対象とすると、生徒さんに慣れる人の層(市場)が極端に狭くなります。
なぜなら、そこを対象にすると「ダンスを習わせたい」と思っている保護者、「ダンスを習いたい」と思っている子供・または本人しか相手にできないからです。
例えて言えば、小さい池で魚釣りをしているようなものです。そこにいる魚を釣り切ったらそれ以上の魚は釣れません。
あなたの教室(と生活)を支えることができない市場を自分で作ってしまうと、途端に集客に苦労します。
たいていネット集客で苦労している先生のサイトを見てみると、そのアピールしている幅がほぼ「自分の教えている教室に通いたいとすでに思っている人」しか反応できない作りになっているのです。
教室に通うまでに、見込生徒さんは5つの心理ステップを通過して来なければなりません。
ステップ1:欲求・必要性の自覚
ステップ2:それを満たす「何か」を選ぶ
ステップ3:「何か」の中から一つ選ぶ
ステップ4:選んだものの価値・価格を受け入れる
ステップ5:「今」行動しなければならない理由を見つける
すでに「ダンス教室に通いたい」と思う人はすでにステップ3にいます。
しかし、あなたが本当にネット集客で成功したいと思うのであれば、ステップ1にいる人にいかにあなたの教室に興味を持ってもらえるかと考えることが必要です。
それ関してはこの後「ネット集客で最も大事なこと③」でお話をしたいと思います。
ネット集客で最も大事なこと② 必要な情報を書く
ネット集客において重要なのは、情報です。
ネット集客がうまくいっていないという場合、「情報が少なすぎる」ということが原因のひとつであることは本当に多いのです。
あなたの地域の競合のサイトを見てみてください。
そして、それらのサイトが「本当に必要な情報」を提供しているかを確認してみるのです。
これはあなたがいかにすごいか、ということではありません。
教室に通うことで、「どういう人」が「どうなるのか?」という情報です。
つまり、「ステップ1:欲求・必要性の自覚」にいる人に対して、「これ、習ってみたい!」という欲求を起こさせる、ないしは必要性を認識してもらう情報です。
ほとんどのサイトは「自分はすごい」しか言っていません。
自分はこういう人で、こういうことを提供している、としか言っていないのです。
こんな話があります。
とある年を取った女性の家にストーブのセールスマンが訪れたという話を聞いたことがあるでしょうか?
そのセールスマンは女性に対して「いかに彼が売っているストーブが優れているか?」について様々な角度から説明をします。科学的根拠からも説明をするのです。
そしてずっと話をしていたセールスマンはすべて話し終えたので一息ついて、「何か質問はありませんか?」と聞きました。
そうしたらその女性はこう聞きました。
「ところで、そのストーブはこの小さな私を暖めてくれるのかしら?」
この話の中に出てくるセールスマンと同じ過ちを犯している先生は本当に多いのです。
見込生徒さんが一番知りたいことを伝えず、細かいことばかり説明して、結局一番知りたいことについてはおざなりのまま終わってしまっている・・・。
そんなことではネットで集客できないのは当たり前です。
この女性は「暖まるストーブが欲しい」という欲求を自覚していましたが、セールスマンはそれにすら答えられていないのです。
同じ過ちをあなたは犯していませんか?
ネット集客で最も大事なこと③ 見込み客のことを深く知る
結局は、自分が提供しているものが「見込み客の視点から見て」どんな価値があるのかが分かっていなければネット集客はできないということです。
いいえ、ネット集客だけではありません。リアルでも集客できないでしょう。
あなたは自分の生徒さんのことを深く知っていますか?
見込生徒さんたちが本当に求めているものに対して、あなたは理解がありますか?
深く知れば知るほど、見込生徒さんたちが持つ、もしかしたら自分でも気づいていない欲求が分かるようになるでしょう。
その結果、どうすれば彼ら・彼女らの心を動かすことができるか分かるようになります。
これは何も洗脳してくださいというわけではありません。マインドコントロールを推奨しているのではないのです。
相手が今求めているものを理解して、その手段としてあなたの教室に通うことを提案しましょうということです。
下の図の左側から右側に行く手助けをしましょうということです。
それがステップ1にいる人にあなたの教室に興味を持ってもらえる方法です。

もしあなたが自分の教室に自信を持っていて、そこに通うことで左にいる人を右に移動させることができる、つまり「人生を変えられる」と思っているのであれば、それは売られない方が見込生徒にとっての損です。
それくらいの自信を持ってほしいですし、それくらいの自信が持てるものを教えましょう。
ネット集客で最も大事な3つのポイントは、
① 市場を自分で狭めない
② 見込生徒が必要な情報をしっかりと伝える
③ ①②の為に、見込み客のことを深く知る
でした。
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