こんにちは! 鈴木貴之です。
人は感情の生き物です。
日々の出来事に対して、私たちは常に自分の感情を付け加えています。
同じ出来事でも、ニコニコする人とイライラする人に分かれるのは、それが原因なのです。
例えば、英会話教室の先生をやっている人も2つのタイプに分かれます。
日々のレッスンを真剣にやっているのに、なかなか英語力が伸びない生徒がいるとします。
その理由は様々ですが、例えばシャープペンをいじくっていて、全然先生の話を聞いていないという生徒がいるとします。
その時に、「イライラ」してしまう先生がいる一方、「なぜこの子は私の話を聞かないのだろう?」と思う人がいます。
起きている現象に対して、
1.原因を生徒に求める先生
と
2.原因がもしかしたら自分にあるのではないか? と自分に求める先生
がいるのです。
または、日常の中で、例えば飲食店に行った時・・・。
注文したものと違うものが出てきた時。
カッとなり怒鳴ってしまう人もいれば、「あれ、私の伝え方が悪かったかな?」と思う人もいます。
つまり、起きている事象は同じで、全く同じ体験をしているにも関わらず、全く違う感情が発生しているということです。
あなたの日常生活の中では、こういう時にどのように考えていますか?
「経営者として、事業を発展させていく力がある考え方を持つ人はどちらか?」と質問されたら、おそらくあなたの考えは私と同じです。
そうです。
「私に原因があるかな?」
と思うタイプの方です。
生徒がシャープペンをいじくっていて話を聞いてくれない、ということがあった時に、「聞け!」と怒るか、それとも聞いてもらえるような工夫を考えるか。
飲食店で注文した時に違うものが出てきた時に、「違うじゃないか!」と怒るか、それとも「店員さんい分かりやすく、理解してもらえるにはどういう話方をしたらいいかな?」と考えるか。
一つ一つは小さいかもしれません。
でも、それが1年とか、3年とか積み重なると、大きな違いになっていくと思いませんか?
もう1つ、大事なことがあります。
それは、感情的に相手に責を求めてしまう人は、常にそういう視点で世界を見てしまうようになるということです。
逆に、責を自分に求める人は、そういう視点で世界を見るようになります。
あなたは、どちらの世界の住人になりたいですか?
ぜひ、あなたの考えをコメントで教えてください。
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