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教室集客

教室におけるブランド戦略:ブランドは「あなたの頭の中」ではなく、「お客様の頭の中」にある

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは。鈴木貴之です。

「うちは“丁寧な指導”がウリです」
「“アットホームな雰囲気”が強みです」

もしあなたが教室を運営していたら、きっと一度はこう思ったことがあるのではないでしょうか。

もちろん、それ自体はとても大切な要素です。 しかし——

それをお客様が感じていなければ、ブランドにはなっていないのです。

ブランドとは、記憶や印象のこと

ブランドというと、ロゴや色、キャッチコピーや商品パッケージのことだと思われがちですが、実はそれは“手段”に過ぎません。

本当のブランドとは、「人の頭の中にある印象・記憶・感情」のこと。

つまり、あなたが「うちは◯◯な教室です」といくら言っても、 それを“相手がそう感じてくれない限り”、ブランドにはなりません。

 

たとえば、

  • あのパン屋さん=いつも焼きたてであったかい
  • あのカフェ=静かで落ち着く
  • あの教室=子どもが楽しそうに通っている

このように、頭にパッと浮かぶ印象こそが、そのお店・サービスのブランドです。

自分ではコントロールできないもの?

「じゃあブランドって、人の印象に左右されるだけなの? こっちが何を発信しても意味ないの?」

そんな疑問も湧くかもしれません。

実は、ブランドは“完全にはコントロールできない”けれど、“設計することはできる”のです。

 

それは、

  • どんな言葉でサービスを説明するか
  • どんな写真や動画を載せるか
  • 教室に来たとき、どんな雰囲気を感じてもらうか
  • 生徒さんや保護者との関係性をどう築くか

など、「相手の印象に残る要素」を意図的に設計することで、 「こう思ってもらいたい」というイメージを届けやすくなります。

「選ばれる理由」は、ブランドがつくる

たとえば英会話教室の場合、地域にもよりますが、似たようなサービスを提供している教室がいくつかありますよね。

その中で「なぜ、あなたの教室が選ばれるのか?」 その答えをつくるのが、ブランドです。

  • 「あそこは子どもが自分から通いたがるって聞いた」
  • 「少人数制で、ひとりひとり丁寧に見てくれるらしい」
  • 「あの先生、子どもとの距離感が絶妙なんだよね」

こういった“口コミの中で語られる印象”こそが、ブランドそのものなのです。

あなたの教室は、どんなふうに記憶されていますか?

ぜひ一度、こんな問いを考えてみてください。

  • あなたの教室は、地域の中でどう語られていると思いますか?
  • 生徒さんや保護者さんは、他の人に教室のことをどんなふうに紹介しているでしょうか?
  • 過去に入会を決めた方は、何を決め手に選んでくれたのでしょうか?

これらはすべて、「ブランドの中身」を知るヒントです。

ブランドづくりで意識したい3つのステップ

では、ブランドを“お客様の頭の中に育てていく”ためには、どうすればよいのでしょうか。

ここでは、実際の教室運営でも使える3つのステップをご紹介します。

① 印象に残る“体験”をつくる

どんなに素敵なデザインや言葉があっても、 教室の中での体験が期待はずれだと、印象はガラリと変わってしまいます。

たとえば:

  • 初回体験時に、しっかりフィードバックをもらえる
  • レッスン中にお子さんの名前を覚えて声をかけてもらえる
  • 帰り際に先生が親御さんに一言感想を伝えてくれる

こうした小さな“体験の積み重ね”が、教室への好印象につながります。

② 発信する言葉やビジュアルに一貫性を持たせる

「明るく楽しい教室」と言っているのに、SNSが淡々としていたら? 「丁寧なサポート」と書かれているのに、LINEの返信が遅かったら?

言葉と行動、見た目と中身が一致していることが、信頼を生み出します。

③ “覚えてもらいやすい要素”を設計する

パッと見て、何の教室か分からない看板。 名前はかっこいいけど、覚えづらく検索しづらい。

そんなケース、意外と多いです。

  • 教室名(親しみやすい・検索しやすい)
  • ロゴやイメージカラー(印象に残る)
  • キャッチコピー(言いたくなる・人に紹介しやすい)

このあたりも、「覚えてもらう」ための大切な仕組みです。

ブランドとは、「相手の頭の中」にある未来像

ブランドというのは、単なる過去のイメージではありません。

「ここに通えば、きっとこうなれる」
「この先生なら、安心して任せられる」

そう思ってもらえる“未来の姿”を、 相手の頭の中に描いてもらうこと。

それが、ブランドの真価です。

まとめ:ブランドは「語られるもの」、そして「育てるもの」

  • ブランドは、あなたの頭の中にあるのではなく、「お客様の頭の中」にある
  • コントロールはできないけど、設計と育成はできる
  • 印象に残る体験、言葉、仕組みを整えることが鍵

「ブランドをつくる」というと難しそうですが、 実は一つひとつの“積み重ね”がブランドそのものです。

あなたの教室は、どんなふうに語られたいですか? そのために、今日からできる小さなことは何でしょう?

まずはそこから、あなたのブランドづくりは始まっています。

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