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顧客を理解して深堀刷ることでより心に刺さる文章になる

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こんにちは! 鈴木貴之(@shiogamabtc)です。

現在ピアノ教室の先生へコンサルティングをしているのですが、どうしても文章が一方的にになります。

先生視点だけでの内容になってしまうんですね。

でもそれでは生徒さん(の保護者)にその良さを伝えることができません。

なぜなら、生徒さん(の保護者)は先生ほど知識がないからです。知識がないから、先生にとっては一言で済む内容も詳しく説明しないといけないのです。

この記事ではその内容について例を挙げながら詳しくお伝えしたいと思います。

 

新しいタイプのレッスンの良さを伝える

例を挙げたいと思います。

現在教えている先生は、ピアノ教室と言っても実際のピアノだけではなく、音楽に関する他のことも教えています(特に4歳未満の子を取り込むためのレッスンとして)。

そこで、それを習う理由について質問したら、こんな回答を貰いました。そのうちのひとつだけを紹介します。

音符が読めるようになり、音感が良くなります。

これ、この良さを理解するのは非常に難しいです。特に素人にとっては・・・。「それにどんなメリットがあるの?」と思います。

thinky
thinky
確かにそう思うね。「音感が良くなる」って、あいまいだし

その点を突っ込んだら下記のように書き直してくれました。

音譜音感が良いと⇒初めて見る楽譜でも、音楽が頭の中で流れるので、曲のイメージをつかむことが出来ます。そうなると短い練習時間で弾ける様になります。

thinky
thinky
お、さっきより分かりやすかも。

これ、まだ足りません。

短い練習時間で弾けるようになるとどんなメリットがありますか? ということです。

「短い練習時間で弾けるようになるとどうなるの?」という問いに答えていません。「短い練習時間で弾けるようになりますよ!」→「スゴイ!」とはならないのです。その価値が分からないからです。

thinky
thinky
そうか。短い練習時間で弾けるメリットって、先生側は分かるけど、保護者側はもしかしたらそのメリットがよく分からないってことか

だから、例えば、こんな風に文章を書いてみるのです。

ピアノを続けていく上でご自宅での練習は重要です。それをすることなしにピアノを弾く力がグンと伸びることはありません(事実かどうかは私は分かりませんが、問題提起)。

しかしながら、お子さまによってはご自宅での練習が大変、ということがあります。でもなぜ大変かと言うと、繰り返し同じ曲を練習しなければならないからです。それがつまらない、と感じてしまうことがあるのです(特にいろいろなものに興味を持つ好奇心が旺盛なお子様はこの傾向にあります)。

しかしながら、短い練習時間で弾けるようになるとよりお子さまがその時に興味を持っている曲を弾けるようになります。そうすると、ご自宅での練習も嫌がらなくなります。これは実際にピアノを習いはじめた時の大きなアドバンテージになるでしょう。

このように伝えることで、その価値がグッと伝わりやすくなります。

もちろん、この文章はピアノのことを知らない私が書いているので合わない所はあると思います。

しかしながら、この記事を読んでいるあなたに伝えたいその本質は伝わるのではないかと思います。

レッスンを受けるメリットを伝える為の書き方

実は、この文章は①問題提起→②問題の深堀→③解決策(としての提供しているレッスン)という流れになっているのがお分かりいただけますでしょうか?

「このレッスンははこういう効果があります!」というより、生徒の保護者が持っている・もしくは持つであろう問題を提示して、それの解決策として提示するとより分かりやすくその良さが伝わりますよ。

thinky
thinky
伝える内容も大事だけど、それを伝える順序も大事だということだね

参考になれば幸いです。

 

教室集客の為の文章についてはこちらの記事もご参照ください。

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