教室集客・生徒集客の為の専門サイトヘッダー画像
先生の心構え

あなたの教室、なぜ“通わせたい”と思われないのか?

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは、鈴木貴之です。

今回は、教室ビジネスを運営されている先生方に向けて、少し耳の痛いかもしれないけれど、とても重要なテーマを扱いたいと思います。

「あなたの教室、なぜ“通わせたい”と思われないのか?」

これは、日々集客に取り組んでいる先生方にとって、非常に大きな壁であり、多くの人が感じている悩みです。

「一生懸命、情報発信してるのに生徒が集まらない…」
「体験レッスンまでは来るけど、その後が続かない…」
「実績もあるし、内容も自信があるのに、なぜ…?」

そんな声をよく耳にします。

でも、結論から言います。

通わせたいと思われないのは、「情報」や「内容」が足りないのではなく、“読み手の心に火をつける何か”が足りないからです。

「炎」がないと、人は動かない

火災報知器の話をご存知でしょうか?

マーケティング界の巨人、デヴィッド・オグルビーはこう言いました:

「火災報知器を売りたいなら、広告は轟轟と燃え盛る炎から始めるべきだ」

なぜか?

火災報知器の必要性は誰でもわかっています。

けれど、多くの人にとって「火事」は現実感のないもの。

つまり、「いつかのこと」や「他人ごと」としてしか受け取れないのです。

だから、買わない。動かない。

そのためには、まず「炎」を見せる必要がある。

つまり、「これは“いま”自分に関係がある問題なんだ」と認識させる必要があるのです。

教室ビジネスでも同じことが起きている

私に相談に来られる先生方の教室のお話を聞くと、とてもいい教室なんです。

「うちの教室、いい内容なんです」
「先生の人柄もいいって言われます」
「子どもたちも楽しんでます」

教室をことを目をキラキラさせながら教えてくれます。
素晴らしいことです。

でも、それだけでは足りない。

なぜなら、それらの魅力はすべて「体験してからわかること」だからです。

体験する前に動いてもらうためには、「炎」=“今すぐ何とかしなきゃ”という危機感が必要なのです。

実際の「炎」は、どこにあるのか?

では、教室の見込み客である保護者や生徒たちの心の中にある“炎”とは何でしょうか?

たとえば、40代女性のある保護者の心の中には、こんな感情が渦巻いています:

  • 「うちの子、勉強ができなくて将来が不安…」
  • 「周りはもう習い事を始めているのに、うちはまだ…」
  • 「私がちゃんとやってこなかったから、子どもには苦労させたくない」

これらは表には出てこない、でも確実に心のどこかでくすぶっている“炎”。

この炎に共鳴できなければ、どんなに素晴らしい授業内容・レッスン内容を語っても、響きません。

なぜ「自分のことばかり話す」と売れないのか

一生懸命に情報発信しているつもりでも、それが「自分の伝えたいことばかり」になっていると、反応は出ません。

なぜなら、相手が“いま必要としていること”に触れていないからです。

「音楽の素晴らしさを伝えたい」
「学ぶことの楽しさを伝えたい」

それ自体は、あなたにとって本当に大事なことですよね。

でも、読み手(見込み客)にとってはどうでしょうか?

読み手にとっては、「将来子どもがこうなる」というのはとても魅力的です。
でも、それだけでは人は今すぐ動かない。

今、困っていることを助けてくれるの?
今、抱えている不安を和らげてくれるの?

ここに応えられない限り、どれだけ素晴らしい内容でも“他人ごと”のままなのです。

「炎」をつける問いかけを

もし、情報発信で結果が出ないなら、こう問いかけてみてください:

  • 誰のどんな悩みに対して書いているか?
  • その悩みは、相手にとって“今すぐなんとかしたい”ことか?
  • その悩みを放置したら、どうなってしまうかを伝えているか?
  • そして、その“炎”に対して、あなたの教室がどう助けになるかを伝えているか?

たとえば、

「勉強が嫌いで、何をしても続かないお子さんを見て、心がざわついたことはありませんか?」

という導入から始めるだけで、読み手の意識は一気にこちらに向きます。

あなたの教室が“通わせたくなる”教室になるために

あなたの教室は、きっと素晴らしい内容を持っている。

それを届けたいという想いも、誰よりも強い。

でも、それが“届いていない”なら。

必要なのは、もっと情報を増やすことでも、価格を下げることでもありません。

必要なのは、“炎”に気づき、そこに火をつける言葉を持つこと。

あなたの教室の情報発信や告知が、

「こんな教室があったなんて…!」
「私の悩みにぴったりだ…!」

そう思ってもらえるものに変わることを、心から願っています。

それでは、また次回。

 

真剣に生徒集客を考えている人のための無料教材を作りました↓↓

【無料】小さな教室ビジネスの為の『秘密の設計図』を手に入れる

多くの先生がここからスタートした教材です。

 

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です