こんにちは! 鈴木貴之(@shiogamabtc)です。
「教室集客の為に差別化しろ、差別化しろと言いますが、いったいどうやったらいいのですか?」
この悩みは、大なり小なりどの教室でも持っていると思います。
生徒集客について調べていくと、どの内容を見ても、「差別化しなさい」と出てきます。
中には、「特別化」や「圧倒的なポジションを」とかいう方もいますが、「差別化」を言い換えているだけにすぎません。
差別化しなさいこれだけ言われていますが、ではそもそもなぜ差別化をしないといけないのでしょうか?
今回の記事では、差別化をしないといけない理由とその方法のひとつについてお話をしていきたいと思います。
差別化をしないと待っているもの
差別化をしたくないという場合は、私はしなくてもいいと思っています。
ただし、待っているのは「あなたのビジネスの死」です。
差別化がされていないサービスは、消費者の目から見ると他のサービスと変わりません(あなたが全く違うと思っていても、思っているだけでは消費者には伝わりません)。
そして内容に違いを感じられないサービスであれば、消費者が違いを感じられるところは価格しかありません。
もし、あなたが「最近連絡をしてくれる人は、価格しか聞かないんだよな」と思っているのであれば要注意です。その人はあなたの価格にしか関心がないからです。
あなたの教室の体験レッスンに来る人の何割が入会につながりますか?
その割合が50%を切っているのであれば、あなたは価格で選ばれている可能性があります。
ここで「え?」と思われる方もいらっしゃることでしょう。
でも、よく考えてみてください。
もしあなたの教室に体験レッスンを受けに来た人が、あらかじめ「ここに来たい/来させたい」と思っているとしたら、体験レッスンは最後の確認です。基本的にはあなたのところに来たいと思っているので、他の教室の体験レッスンを受けないことの方が多いでしょう。
そういう方であれば、5人に4名が入会するのはむしろ当然です。あと1名は来てみて実際思っていたのと違った、ということです。
値段だけを見て体験レッスンに来る人は、必ず他の教室にも体験レッスンを受けに行く/行かせるでしょう。
そういう場合は、あなたはいくつかある選択肢の中の一つなので、あなたが選ばれる確率は分母により異なります。この場合、少なくとも50%より低くなります。
ここで重要な質問は、「あなたはそういう立場に立ちたいか?」
これでは、あなたが広告費を掛けて体験レッスンに来てもらったとしても、50%は無駄になります。
そしてそういうことを繰り返していれば、広告を出せば出すほど貧しくなっていきます。広告貧乏になってしまいます。儲かるのは、あなたが広告を出稿している会社だけです。
まとめると、差別化をしなければ価格しか見ない方しか集められず、その結果あなたの教室はどんどん疲弊し、最終的には廃業という事態につながる可能性が非常に高いのです。
だから、あなは頭をとことん使って、「教室の差別化」について真剣に考える必要があります。
教室差別化の為のひとつの方法
では、どうすれば教室を差別化できるでしょうか。
多くの人が考える方法は、提供しているサービスの差別化です。
しかしながら、これは至難の技です。
例えば、私は英会話スクールを運営していますが、「英語を教えること」そのもので差別化しようと思うととても難しいのです。
はっきり言いますと、私は自分のスクールの英語教授法は他のスクールよりも優れていると思っています。
そしてそれを論理的に説明することもできます。
しかしながら、「英語を教えるスキル」はどこまでいっても「英語を教えるスキル」であり、それ以上でもそれ以下でもないのです。
私は以前私自身が英会話スクールに通っていたので分かるのですが、複数の体験レッスンに訪れた時、あまり違いを感じませんでした。
なぜなら、彼らは自分たちのメソッドを一生懸命説明してくれましたが、当時の私ではよく違いを理解できなかったからです。
専門家であるあなたであれば分かることも、素人の消費者には分らないということは多々あります。
すると、いくら熱心に「他のスクールとの違い」を説いたとしても、それがちゃんと伝わらないのです(そもそも消費者が専門家であれば、スクールに通う必要がないですね)。
こうなってしまうと、「うちは差別化なんてできない・・・・・・」と言うところも出てくると思います。
そういう時に、今回お伝えする方法が使えます。
例えば、被災地支援をしている時に知り合った島村さんという方は、学習塾を支援する団体を運営されています。その方は、ご自身のFacebook上でこのように語られています。
現在、当団体は全国70教室近くのメンバーがいらっしゃいます。
私達は各種スクール団体です。当然、スクールは子供からシニアの方まで、沢山の生徒さんが集まっております。地域の中心となるコミュニティなんです。この強みを生かしてドンドン組織を拡大して行き、行政、大手企業に負けない一大コミュニティを作り上げたいと考えております。
それは、今後起こり得る災害に対して強い組織づくりです。このネットワークが一人でも多くの命を救う事だと思います。現在、私自身が「(被災地の支援団体の名前)」のスタッフであり、越谷支部という役割を持っており、災害に対してノウハウを勉強させて頂いております。
全国のスクール運営の皆様、災害に強い一大コミュニティ団体を共に作り上げませんか?今一度、スクール運営の真髄とは何か?使命とは?
このメッセージを読んで、あなたはどのようなことを思いましたか?
世の中には学習塾を支援している団体がたくさんあります。
もし、あなたが学習塾の経営者であれば、同じような団体の中からどこかを選ばないといけないとしたら、どこを選ぶでしょうか?
支援内容・金額にそれほど違いがないのであれば、この方の団体を選ぶのではないでしょうか?
もちろん、選ばない人もいるでしょう。そんなの関係ないと言う人もいるでしょう。
しかしながら、「どうせお金を払うのであれば、そういう活動をしているところに払いたい」と思っている人も、たくさんいるのではないでしょうか。
私自身、地元である宮城県の被災地をはじめ、その後各地で起こった各地の被災地の支援を未だに続けています(2018年7月現在)。
そして、その活動内容を伝えたりなどもしていますが、そういう活動を気に入ってくれている人もたくさんいます。
人々の意識が大きく変化してきていますので、世の中の為に頑張っている人を応援してくれる人はたくさんいます。
だから、私がこの記事でお伝えしたいことは、あなたの教室、ないしはあなた自身をより大きなものにつなげてみませんか? ということです。
もちろん、あなたが心からその活動をしたいと思うことが大事です。ただ集客の為だけでやってしまうと、必ず消費者はそのことを見抜きます。
でも、それがあなたの本心と一致しているのであれば・・・・・・ぜひ、一度考えてみてください。
私が英会話スクールを始めたのは、「今のままでは地元の子供たちの将来が心配だ」と思ったからです。
これから日本の人口はどんどん減少していき、それに伴い市場も縮小します。
市場が縮小するということは、今の企業数、ないしは売上を維持することが日本だけでは難しくなるので、どんどん海外に出ていく企業が多くなるでしょう。
そうなった時に、英語ができないことがどれほど子供たちの将来の可能性や選択肢を狭めるのだろうと思ったのです。
だから、「今」子供たちに英語を教えようと思ったのです。
そして英語を教えながら感じていることは、「英語だけでは不足」ということです。
もっと子供たちに自然と触れ合う機会だったり、社会のことを学んでもらう機会を積極的に作っていきたいと考えています。
英会話スクールの枠を超えていますが、上記の方と同じように、私は自分の本業を「英会話を教える」ではなく、「子供たちの未来をより明るくする(Creating Children’s Brighter Future!)」だと思っていますので、どんどん「英語を教える」こと以外のことをしていきたいと思います。
そしてそれが自然と差別化につながっているのです。
あなたがもしお子様を通わせたいとしたら、普通の英会話スクールに通わせたいですか?
それとも、子供の将来のことを考えいろいろと活動している英会話スクールに通わせたいですか?
もし、あなたにとって答えが明確であるならば、ぜひ今すぐ考えてみてください。
あなたが自分の教室を差別化する為に、何をすべきかと。
もし、教室の差別化で悩んでいるという場合・・・動画講座「あなたのお店のウリを発見する為の12の質問とその使い方 ~1時間であなたのお店のウリが見つかる~」を見てみてください。
個人の先生の為の集客支援団体「塩釜プライベートティーチャーズ協会」
営業時間:9時から21時(火曜日定休)
〒985-0026 宮城県塩釜市旭町17-7-206
090-6686-4443
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