こんにちは! 鈴木貴之(@takahanalee)です。
教室運営をしていると必ずあること。
それは「退会」です。
退会にも3パターンがあり、
① 小学校卒業、中学校卒業などのタイミングでの退会。卒業とも言える
② 親が仕事の転勤などでの引っ越しなどのやむを得ない退会
③ ①、②以外の理由での退会
この中で最も教室運営をしている先生の心を煩わせるのが、③の退会です。
①、②は理由がはっきりしています。でも③に関しては生徒さんもはっきりとその理由を言わないかもしれません。
だからこそ、色々と考えてしまって、結果落ち込んでしまったり暗くなってしまうことが多いのです。
私の考えでは、それほど数が多くなければ気にしなくても良いと思います。ある意味歯科型ないのです。100人いたら100人を満足させる教室なんて誰にも作れません。
「生徒が退会した時にあなたがすべきこと」は、だから「引き留める」ではありません。
生徒さんから「退会したいです」と言われたら、私は理由も聞かず、「良いですよ!」と言います。
お互い負担なく別れられた方が良いからです。
この記事ではその内容についてお話をします。あなたの教室をより良くする為に大事な3つのことです。
その① 原因を推測し、その元を断つ
まず第一に、生徒さんの退会は止めませんが、そこに至った経緯を振り返り、その原因を取り除くようにしましょう。
私の場合、3・4歳からスタートした生徒さんが小学生に入る前に退会するというケースがまれに発生していたので、その原因を分析しました。
私の教室では幼児はあくまでも英語に触れるということを大事にしています。アルファベット、フォニックスは覚えてもらいますが、それ以上の高度な内容は教えません。
週一のレッスンでそれをやっても本人の負担になります。それよりも幼児期はもっと遊ぶべきだと考えているからです。
でもそれが不満である親もいます。
「もっと高度なのを教えて!」
「英検5級にチャレンジさせて!」
みたいに思う保護者もいるのです。
でも、それって長い目で見たら本人の為になりません。
私は英語でコミュニケーションができるようになるには英語がペラペラ話せるだけじゃだめだと思っています。もっと根本的な所で興味深い人間になれないと、英語がペラペラでも軽い人間になってしまい、それでは「この人と話をしたい」と思ってもらえないのです。
ガリガリ勉強ばかりしているとつまらない人間になります。
私は「英語を教える」というより、「英語で外国人とコミュニケーションができるようになってもらう」ということを意識していますので、目先の英検よりも後のコミュニケーションだと思っています。
ただ、それを分かってくれない保護者もいます。幼児の段階でどんどん高度な内容を教えて! と言ってきます。
その結果退会という形になる場合があるのです。
そして、どういう保護者がそう思うかとさらに分析していった結果、在籍年数が長ければ長いほどそういう傾向があると分かってきました。
3,4歳から始めた生徒さんの保護者は、「それだけ長く通っているのだから、もっと高度な内容を教えてほしい」と思うようなのです。
確かに実力はついてきますので、できないことはありません。でも「やらない」という選択を我々はしているのです。
それに気づいてから、3,4歳の生徒さんは受け入れないようにしました。
教室としては長い間通ってくれた方が収益にはなりますが、本人の為にならないのであればそこはあえて切ろうと思ったのです。
その結果、5、6歳、特に6歳から習いはじめた生徒さんの退会率はほぼ0%です。
私はここで「英会話教室は5、6歳から受け入れるようにしましょう」といっているのではありません。あくまでも大事なのは、自分がどうしたいかです。
その② 新しい生徒さんの募集に力を入れる
次にすべきこととして挙げたいのは、「退会」事態について考えるのと同時に、時にはそれ以上に新規生徒さんの募集に頭を使おうということです。
退会する生徒さんが出てきてもそれ以上に集客できれば不安になることもありません。
教室運営をしていて先生を不安にさせるのは「退会者が出たらどうしよう?」ということです。出ないようにといろいろと手を尽くすことで消耗している先生をたくさん知っています。
でも、減る以上に入って来てくれたら心配なんてないですよね?
だから、私は「教室運営の核は集客だ」という考えでこのサイトを運営しています。
集客力をつければ教室運営の多くの問題は解決できるのです。
だから、生徒さんが退会したらチャンスだと思ってください。
「より気合を入れて集客に力を入れる時が来たのだ!」
と思えばいいのです。
後ろを振り返るより、前を向こう。
それがここでお伝えしたいことです。
その③ 教室運営の刺激として受け入れる
最後に・・・。
教室運営をしていて、内容が変わらないとだんだんと教室運営はマンネリ化していきます。
刺激がない中で日々のレッスンがルーチン化していくことがあるのです。
そういう時は教室の模様替えをしたり、新しい教材を入れたり、様々な工夫をすることでマンネリ化を遅らせることができます。
でも・・・人間の性質上、完全にマンネリ化をなくすことは不可能です。
そんな中で、「退会」は教室運営に置ける最大の刺激です。最初の生徒さんが入会してきてくれた次ぐらいに刺激的です。
だから、その刺激を活かすのです。
「退会は止められない」のですから、そこからくる刺激を活かす方が良いのです。
ともすればそれは負の刺激ですので、マイナスによっていってしまうからもしれません。
しかし、今回お伝えてきた内容を実践していくことによって、それをプラスのエネルギーに変えることができます。
私がこれらの「生徒退会時に3つのやるべきこと」を通してお伝えしたかったのは、「退会」というのは必ずしも負の側面だけではなく、あなたの教室を良くしていくチャンスにでもできる、ということでした。
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